吉井 雅之【習慣が10割】感想・書評。「習慣化」のプロが書いた本でっす。

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著者はだれ?

吉井 雅之さん。 習慣形成コンサルタントとして述べ5万人以上を指導してきた。 いわば、「習慣のプロ」

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簡単まとめ

人を作るのは。性格や環境ではない。あるのは今までの自分が積み重ねてきた習慣である。
習慣を作るのは、意志の強さではない。脳の仕組みを理解し、なりたい自分を思い描くことが大切。

「習慣が10割」の要点と感想

1. 「意志の強さ」は関係ない。人生に大切なのは「人生は思い描いた通りにしかならない。」ということ。

何か習慣にしたいことに失敗した時人は、自分の意志の強さや元の能力を疑いますよね? 吉井さんはこの考え方に真っ向から否定します。 意志の強さや、元の能力は全く関係ない。

今の自分を作って来たのはあくまで「過去の習慣」です。

過去の習慣や、周りの人からの誹謗中傷は潜在意識となって自分に刷り込まれます。 なので、過去の自分は一旦置き、自分の最高の人生を思い描くこと

2. 「なりたい自分」を具体的に思い描くことが大切である。

吉井さんが何度も述べているのは、「なりたい自分」を思い描くことの大切さです。 例えば、「毎日走るぞ!」「炭水化物は抜こう」と思った時、続かないことが多いですよね?

その原因は「なりたい自分」が具体的に思い描けていないということです。 「痩せたい」「健康的になりたい」では具体的とは言えません。

痩せてどうなりたいか、健康的になってどうなりたいか具体的に考えることで、習慣化できるようになるといいます。

3. 「脳にとってプラス」であることを意識する

脳は物事を認識すると、「接近反応」と「回避反応」を取るといいます。

「接近反応」は、好きなものに接近する反応のこと

「回避反応」は、嫌いなものから遠ざかろうとする反応のこと

文字通りです。 例えば、「ケーキ」は接近したいですけど、「脂肪の塊」と言い換えると避けたくなりますよね? なので、習慣化したいものに対しては、脳が接近反応を示すようにしていくことが大切だといいます。

「物事を続けられない」という人におすすめ!

何かを習慣づけたい人に、是非読んでいただきたいです! ちなみに今日から僕は「ブログを毎日更新すること」を習慣づけたいと思います。 それではまた!